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『東大読書』をウェブライターが深堀!読書力を高めれば文章力も上がるワケとは?

time 2020/08/20

この記事は、

  • 「『東大読書』がどんな本か知りたい」
  • 「読書術を身につけて読書をもっと楽しみたい」
  • 「読んで終わりではなく本の内容を応用できるようになりたい」
  • 「地頭を鍛えたい」
  • 「文章力も身につけたい」

といった考えを持っている人へ向けて書いている。

『東大読書』は偏差値35だった著者、西岡壱誠さん が東大に合格するに至った読書術を紹介している本だ。

この記事では、本書の内容を紹介しながら、ウェブライターである僕が『東大読書』を文章力として生かしていく方法を考察していく。

まずは、『東大読書』の本筋である「読書方法を変えれば地頭が良くなる」について触れていきたい。

東大読書をすれば地頭が良くなると言うけど…地頭って結局なに?

『東大読書』では、読書の仕方を変えるだけで地頭が良くなると書かれている。

これは著者である西岡さんが、実際に偏差値35だったところから読書の仕方を変えて東大に全国4位で合格したことからも証明されている。

本書では地頭を、知識を使う能力と定義づけている。知識をただ覚えるだけでなく、その知識を実際に活用できる力が地頭なのだ。

知識を使う能力が高ければ(地頭があれば)、読書して本から得た知識を実生活で生かすことができる。東大の入試問題は知識を問うものよりも、知識を活用する問題が多い。

東大の入試に全国4位で合格できるとなれば、地頭が良くなっていると言うには十分だろう。

東大読書で地頭が良くなるのはどうして?

僕自身も、読書法を変えれば地頭が良くなることについては賛成意見だ。地頭は知識を使う能力のことだが、思考力とも言い換えられる。本書でも「地頭力は自分で考える力」とも表現されている。

「知識をどう活かすのか?」と思考を働かせないと知識は生かせないからだ。そして僕たちは皆、思考には必ず言葉と論理を使う。

論理は物事の筋道を立てて考えるときに必ず必要なものだ。本は論理を使って情報を伝えてくれるものである。

本をしっかりと読み込んで情報を得られると言うことは、論理構造をしっかりと理解できるということであり、論理を理解するためには高い思考力が必要だ。

つまり、読書方法を変えて論理をうまく読み解く力を身につけることによって、思考力(地頭力)が身につくのである。

【自論】読書力と文章力はリンクしている

ここまでは、『東大読書』の主な内容を紹介した形だが、ここからは僕の自論を述べたい。僕の自論は、読書力と文章力はリンクしているということだ。

少しだけ僕の自己紹介をすると、僕はウェブライターをしている。ウェブライターとは、インターネット上にある文章を書く仕事だ。ライターに文章力が求められることは言うまでもない。

読書力と文章力がリンクしている理由

話を戻すが、僕は読書力と文章力はリンクしていると考えている。つまり、読書力が高い人は文章力も高いということだ。

理由は簡単で、読書によって文章の論理構造を理解できるのであれば、その論理構造を使って文章を作ることが可能になるからだ。

もちろん、文章の論理構造が読み解ければ必ず文章が書けるわけではない。とは言え、論理構造を理解できるというのは、上手な文章を読む上でとても大切なことだ。

『東大読書』でも論理構造の読み解き方が書かれている

『東大読書』の中でも、適切に本を読んでいくためには論理構造を読み解くための方法が書かれている。

文章には一番伝えたい本筋と、本筋の主張を裏付けするために具体例や体験談などを述べる部分がある。

そして、文章の内容を理解するためには、この本筋と本筋ではない部分を切り離す作業が必須だ。

本書の中では、文章の本筋を見つけるための方法として、文章の一番初めと最後の文に注目することを勧めている。本で言えば、「はじめに」の最初の一文と「終わりに」の最後の一文だ。

最初と最後は話の結論、すなわち本筋の内容が書かれていることが多いからだ。

そのほかにも、文章によく使われる論理構造の例が挙げられていて、その論理構造さえ覚えてしまえば大概の文章で本筋を理解することができるようになっている。

というわけで、読書力と文章力に深いつながりがあることはわかっていただけたかと思う。ここからは、僕が個人的に『東大読書』で文章の書き方について参考になったと感じた部分を紹介していく。

「装丁読み」を生かしてタイトル決めをする

『東大読書』では読書の始め方として、本のタイトルや帯に書かれた言葉を先に読むことを推奨している。本のタイトルや帯は本の内容を短い言葉で的確に表現しているため、本の内容を事前に把握するのに役立つからだ。

本に書かれている内容をある程度でも知っておけば、話の流れが理解しやすくなる。

そして、僕はライターをしているので、自分が記事を書くときにこの「装丁読み」を生かせないかを考えてみた。

自分が書き手(ライター)である場合は、タイトルや帯、ウェブ上の記事であれば序文(リード文)で本文に書かれている内容を示しておくと、読者の理解に役立つのだと気づいた。

文章にどれだけ有益な情報を書いていても、読者が理解してくれなければ意味がない。タイトルやリード文で伝えたいこと(結論)を先に示すことで、読者が記事の内容を理解しやすくなる。

こんな風に僕は、『東大読書』の「装丁読み」から、自分が文章を書くときには、まず自分の主張を最初に伝えることを意識することを学んだ。

結論を先に述べるメリットは大きい

結論をタイトルやリード文で伝えておけば、話の内容を読者が理解できるため、その後の文章もより深く理解してもらえる。

ここには感情も関わってくる。どういうことかというと、ライターがどんな感情を持っているかが分かっていれば、ある程度の論理展開を予測できるからだ。

例えば、僕はこの記事の最初の方で「読書の仕方を変えると地頭も鍛えられることに賛成だ」と書いている。賛成とは肯定的な感情だ。

肯定しているからこそ、この記事では『東大読書』からはどれだけ有益な知識が得られるかを紹介しているし、そこに僕自身の自論や考察を加えている。

逆に否定派であったとしたら、『東大読書』に書かれている内容をピックアップしながら、間違っていると思う理由を述べているだろう。否定なのか肯定なのかによって論理構成が変化するのだ。

もし、僕が肯定派なのか否定派なのか分からないままであったら、話の流れを読むことは難しい。だから、自分は話題にするものに対して肯定なのか否定なのか、悲しいと思っているのか、嬉しいと思っているのかなど、自分の感情を結論と一緒に伝えることは読者の理解を助ける。

この論理と感情の関係については『東大読書』で、「記者読み」という読書術とともに紹介されている。「記者読み」とは。自分が本の著者に対してインタビューをしているつもりで本を読むことだ。

インタビューでは著者の話に対して相槌を打つため、著者がどんな感情を持っているのかに注意を払う。それを読書に応用すると、文章の中から著者の感情が見えてくる。

それによって、その後の話の展開をある程度予測できるのである。用意するものも特になく、すぐに実践できる読書術なので、次に読書をする際にはぜひ試してみてほしい。

記者になったつもりで質問を考えると深読みできる

「記者読み」では著者の感情を理解できるが、さらに踏み込んで、「著者に質問するとしたら何を聞くか?」を考えながら読むと、さらに理解が深まる。

質問をすると自然と答えを探したくなる。本は読者の質問に答える形で書かれているので、質問のほとんどは本の中で解決することができる。

とは言え、なんとなく読んでいては答えの重要性に気づきにくい。自分で考え、質問しながら読むことで、より答えについて理解を深めることができるのだ。

僕はこれを読んで、「では、文章を書くときには質問をどう生かした良いのか?」という質問を作った。本には具体的に答えはなかったが、深読みをすると答えが見えてきた。

読者が理解しやすいように(装丁読みができるように)、結論を先に書く。もしそれを読者が読んだとしたら、「これは本当なのか?」「どうしてこの結論になるのか?」という質問が浮かんでくるだろう。

それを想定すれば、次に書くのはその結論が正しい理由だ。こんな風に、読者が思い浮かべるであろう質問に答えていくように記事を書けば、それだけで論理構造がしっかりした文章が書けるのだ。

僕は続けて、「質問を思い浮かべられない読者に対してはどうしたら良いのか?」という質問を作った。この質問に関しては、本に答えがあり、ライター側が質問を文章として書くことで読者の理解を助けるという方法だった。

ライター側から質問を投げかけることで、読者は自然にその答えについて考え始める。読者が自分で質問を作れなかったとしても、こちらから質問を投げ掛ければ問題なく理解してもらえるのだ。

また、質問しやすくするための工夫についても書かれていた。わざと質問したくなるようなスキを作った文章を使うのだ。

こちらからスキを作れば、読者は自然に質問を作る。こちらから質問を提示するのも良いが、スキを作る方が読者がより能動的に文章を読んでくれる。

この「能動的」という言葉は、読書をする上でとても大事なキーワードだと『東大読書』で言われている。確かに、ここまで紹介したタイトルなどを読む「装丁読み」、著者の感情を考えたり質問を探したりする「記者読み」は、能動的な読み方だ。

ただなんとなく文字を眺めて情報を取り込むだけの、受け身の読書では理解が薄いのだ。次に読書をするときには、「能動的に読む」ことを意識して読書の質を高めてみてほしい。

まとめ 読書術を身につけて思考力・文章力を手に入れよう

読書術を身につければ、本の内容を深く理解できるだけでなく、思考力が身について得た知識を活かすことができるようになる。結果的に、文章をうまく書くことも可能になるのだ。

『東大読書』にはこの記事で紹介したもの以外にも、読書のコツがたくさん紹介されている。また、どういった本を読んだら良いのかという「本の選び方」についても書かれているので、興味のある人は読んでみると良いだろう。

大事な箇所はマーカーが引かれていたり、太文字になっていたりするので、読書が苦手な人でもかなり読みやすい。読書に自信がない人にもおすすめだ。

もし、それでも不安だという場合は、漫画で解説されているものもあるので、どうしても活字が苦手な人は漫画タイプをお勧めする。

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あっしー

あっしー

「足には僕らの身体を変えるちからがある。」 そんな想いのもと、 足元から生活を豊かにする情報を 発信しています。 はじめまして、あっしーです。 僕は慢性的な疲れやすさを 抱えていました。 その疲れから僕を解放してくれたのが リフレクソロジー・足つぼでした。 その体験から足の持つ可能性を知り、 足に関するさまざまなことを勉強し始めました。 そこで得た知識を、多くの人に伝えたい! そんな想いでブログを書いています。 [詳細]